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プロフィール

井上義久

Author:井上義久
衆議院議員(公明党:比例区東北ブロック)富山県富山市出身
東北大学工学部金属加工学科卒業。

現役職:公明党幹事長

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  • 日中の安定的発展へ ~日中与党協議会が閉幕

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8月9日(水)午前、政治、経済、外交など幅広い分野で意見交換し交流を深める第6回「日中与党交流協議会」の第2部が、仙台市で開かれ、第1部に続き私もこれに参加。「平和・友好・協力という大きな方向性をしっかりと把握し、長期にわたって二国間関係を健全かつ安定的に発展させていくことの重要性を共有した」などとする「共同提言」を取りまとめ、閉幕しました。次回の協議会は、年内に中国で開催することでも合意しました。

共同提言で自民、公明両党と中国共産党は、1972年の日中国交正常化から今年で45周年を迎えるに当たり、国交正常化の初心を忘れず、歴史を直視しつつ未来志向で平和的発展の道を堅持し、「戦略的互恵関係」を今後も推進していくことを確認。その上で、両国の経済協力を促進する観点から、省エネ・環境保全、科学技術・イノベーション(技術革新)、社会保障などの分野で重点的に協力を推進していくことで合意しました。

また、教育、文化、観光、スポーツ、青少年など、幅広い交流を促進し、国民レベルでの理解と信頼の醸成、感情の改善を進めることで、「日中関係の社会と民意の基盤をより強固なものにしていく」と明記。さらに、国土強靱化や防災・減災、少子高齢化対策などで両国の経験を共有し、政治的な相互信頼の増進に努めることも確認しました。

中国の習近平国家主席が提唱するシルクロード経済圏構想「一帯一路」に関しては、日中間で実務協力を進めるため、与党両党と経済界の代表が訪中し、「具体的な協力について検討を深めていく」としました。

閉会式に先立ち、行われた分科会では、公明党の西田実仁参院幹事長が、「日中互恵協力と『一帯一路』」をテーマに意見表明。遠山清彦国際局長(衆院議員)は、「総括発言」として日中双方の活発な議論に謝意を述べました。

閉会後に行われた記者会見で私は、今回の協議会について「国交正常化45周年の佳節に開催することができた。日中友好にとっても極めて意義がある」と強調しました。

北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射に関しては、協議会でも日本側から中国の積極的な関与を求める声があったことを紹介し、「中国は国連安全保障理事会の決議に賛成しており、積極的に決議を順守するよう(北朝鮮に)働き掛けるとの基本的立場を確認できた」と述べました。
  • 民間交流が友好の力に ~中国訪日団と東北大見学

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8月9日(水)午後、私は中国共産党中央対外連絡部(中連部)の宋濤部長と仙台市の東北大学を訪れ、中国の文豪・魯迅が日本留学時代に医学を学んだ「魯迅の階段教室」などを見学しました。西田実仁参院幹事長、真山祐一衆院議員のほか、中国の程永華駐日大使らが同行しました。

同教室は1904年に建設され、改修や移築をへながら、今もなお魯迅が勉学に励んだ当時の面影を残しています。私たちは教室に入ると、魯迅がよく座っていたとされる席に座り、往時をしのびました。このほか、私たちは同大学史料館の「魯迅記念展示室」などを見学して回りました。

終了後、宋中連部長は私たちの案内に対し謝意を示し、「大変、勉強になった。民間交流が中日両国の相互理解につながると感じた」と強調。私は「魯迅の留学生活に触れてもらったことが、今後の日中友好の力になるのではないか」と語りました。